研究コミュニティとのパートナーシップにより開発された信頼性の高いAIツールを導入
2024年9月4日、ロンドン(英)– イノベーションを加速させる信頼性の高い情報や知見を提供する世界的リーディングカンパニーであるClarivate Plc (NYSE:CLVT) は、Web of Science™ Research Assistantをリリースしました。生成AIを搭載した新しいツールは、研究者が主要論文をより早く見つけ、複雑な研究タスクを完了し、研究のつながりを可視化するのを支援します。Web of Scienceのナレッジグラフと組み合わせたインターフェイスにより、Web of Science Core Collection™の120年にわたる信頼できる出版・引用データを最大限に活用することが可能です。
クラリベイトのAcademia & GovernmentでResearch and Analytics部門のSenior Vice Presidentを務めるEmmanuel Thiveaudは次のように述べています。
「Web of Science Research Assistantは、コンテンツの発見にとどまらず、より深く豊かな研究体験を可能にします。意思決定を強化し、スキル構築をサポートし、研究分野のダイナミクスに関する深い洞察を提供します。」
「クラリベイトは、コミュニティと提携し、高品質で信頼性の高いデータと専門知識を活用することで、Web of Scienceに責任を持って最先端技術を導入し、世界に変革をもたらす研究発見と分析を向上させます。」
開発パートナーの国立成功大学図書館、ナレッジサービス部門のアシスタント・アドミニストレーター、Li-Ling Ou氏は次のようにコメントしています。
「私たちがWeb of Scienceの開発者パートナー・プログラムに参加することにしたのは、データベースの信頼性と信頼性に対する評判が高かったからです。Web of Scienceから入手できる質の高い論文は、トライアル期間中の体験を通し、前向きで貴重な経験を与えてくれました。Web of Science Research Assistantを所属研究者にさらに普及させたいと考えています。」
Web of Science Research Assistantの主な特徴は以下をご覧ください。
- フレキシブルな文書検索 – 複数の言語で自然語検索を行うことができます。120年以上にわたる研究を踏まえた概要を提供し、研究分野の概念と論文のつながりを明らかにします。
- ガイド付きタスク – 文脈に応じた指示に従い検索範囲を拡大または絞り込むことで、ユーザーが研究タスクを強化する方法を提案します。「トピックを理解する」、「文献レビュー」、「ジャーナルを探す」などのガイド付きタスクは、研究者が必要な作業に適切に集中できるよう支援します。
- 独自のデータ可視化機能 – トレンドグラフ、トピックマップ、共引用ネットワークなどの機能により、トピックに関するさまざまな切り口を示すことで、研究をより深く進めることができます。
このツールは世界中の図書館員や研究者と協力して開発され、2023年12月にベータテストに入りました。開発パートナーは、生成AIを搭載したリサーチアシスタントが品質、正確性、プライバシーに関する厳格な基準を満たしていることを保証するのに役立っています。Web of Science Research Assistantチームは今後もコミュニティと協力し、将来の機能強化に向けたフィードバックやガイダンスを収集してまいります。
編集者への注記:
Web of Science Research Assistantは、クラリベイトのソリューションポートフォリオ全体でAI機能の迅速かつ一貫した展開を可能にする技術バックボーンであるClarivate Academic AI Platformを搭載しています。すべてのクラリベイトAIツールは、AI Principlesに沿って責任を持って開発されています。
クラリベイトは今年、AI Academic Advisory Councilを発足させました。このグループは、アカデミアにおけるAIの責任ある進歩に多様な声が貢献できるような協力的な環境の育成に取り組むものです。
クラリベイトについて
Clarivateは、革新的なインテリジェンスを提供する世界有数の情報サービスプロバイダーです。学術、知的財産および、ライフサイエンス・ヘルスケア分野で充実したデータ、インサイト・アナリティクス、ワークフローソリューション、専門家によるサービスを提供しています。詳細については、clarivate.com/jaをご覧ください。
本リリースは、Clarivateが2024年9月4日に発表したプレスリリースを日本語に翻訳したものです。オリジナルは英文ニュースリリースをご参照ください。本資料の正式言語は英語であり、その内容・解釈については英語が優先します。
メディアお問い合わせ先
【日本国内】
クラリベイト・アナリティクス・ジャパン株式会社
marketing.jp@clarivate.com
【日本国外】
Rebecca Krahenbuhl
Senior Manager, External Communications、Academia&Government, Clarivate
newsroom@clarivate.com